息子に渡せる最後の手紙

こんばんわ。
皆さんにおかれましては、いかがお過ごしでしょうか。

本日、公正証書にする原案が完成しました。
離婚まで待ったなしです。

公正証書が確定すれば、その内容を必ず守らなければなりません。
その中に、妻との取り決めで、息子と手紙や電話ができない約束になってます。

内容が確定する前にと思い、息子宛に手紙を書きました。
勿論、まだ読めないと思います。
大きくなったら、読めることを願って。

下記、彼に宛てる最後の手紙の内容です。
—————————————–
3歳のすーくんへ

ちゃんと好き嫌い言わずご飯食べてますか?
ママの言うことを聞いて、おりこうさんにしてますか?

すーくんと会えなくなってから、半年以上がたちました。
パパのこと覚えてるかな。
ママから、すーくんのおむつがとれたこと、
お話ができるようになったこと、
自分の名前がかけるようになったことなどを聞きました。
大きくなるの早いなぁ。

突然のことだったので、すーくんと会った最後の姿を思い出せません。
パパはママとの間で大切に持っていなければならないものを壊してしまい、ママを悲しませてしまいました。
だから、そのバツとして、パパは君たちと一緒にいれなくなりました。
ごめんね、すーくん。

今日は、すーくんが生まれた時の話をしよう。

すーくんが生まれてきた時、パパはその場に居て君と初対面しました。
ママが本当に頑張ってくれて、すーくんを生んでくれたんだ。
パパとママにとっては初めてのことだけど、看護婦さんにとっては慣れたもので、
必死のパパとママを横目に余裕な感じでした。
その場では、頑張っているママが不快にならないように、
とにかく、ママの汗を拭いたのを覚えている。
ママは途中で一瞬気を失ってしまったりして。
なかなかすんなりとすーくんは出てきてくれなくて。
とにかくママの汗を拭いた。
生まれて来てくれた瞬間は、パパの頭の中はまっしろでよく覚えてません(笑)
小さい小さい、でも元気な君を見て、またママが頑張ってくれたことに、
パパは嬉しくて嬉しくて大泣きしてね。
他に人がいるにもかかわらず、大泣きしたよ。
本当に涙が止まらなくてね。

そして、看護婦さんが小さい小さい君を抱いていいと言ってくれた時、戸惑ったよ。
小さい小さい君が壊れちゃんうじゃないかと心配になったよ。
初めて抱いた君はものすごく温かくて。
本当に温かかった。
抱いた瞬間のその温かさと君の3000グラムという重さで、パパはすーくんのパパになったのを実感したんだ。
次にパパはすーくんの目を確認した。ちゃんと二つ付いているか。
というのも、ママのお腹の中にいる時、すなっちゃんは、左手で左目をかくしていたんだ。
恥ずかしがり屋だったのかもしれない(笑)。
だから、ちゃんと目が二つついているか確認したんだ。
ちなみにママはすーくんの指の数が5本あるか数えたって。
この気持ちはすーくんが大人になった時にわかるよ。

君に会えた時は、世界で一番幸せでした。
そして、次の日、大事な大事な君を撮るために、
成長をおさめておくために、ビデオカメラを買いに行きました(笑)

すーくん、生まれて来てくれてありがとう。
君はパパとママにとって、かけがえのないものです。
宝物です。それはこれからもずっと変わりません

すーくん、パパはきみのことが大好きだよ。
パパは毎日毎日、すーくんのことを考えて頑張ってます。

ママのことしっかり守ってあげてね。
ママとの約束で、パパはすーくんと年に6回しか会えません。
でも、その日をすごく楽しみに、大事にしてます。
早く会える日を楽しみにしてます。

パパ


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nakipapa の紹介

2013年4月にバツイチになりました。 最愛の息子とは、年に6回しか会えないことになり、彼への思いを綴っているブログです。
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