仕事を終えて、自宅に帰ってきました。
離婚しても、家族と過ごしたこの家に僕だけが未だに残っているわけですが、
この家の所々、いや全てに思い出がいっぱいです。
特に今日のように、仕事から帰宅して、疲れからか、寂しいと感じた時に、
家族がいた頃のことをよく思い出します。
今日は、階段についてのエピソードです。
まだ息子のすーくんが起きている時間に、帰宅すると、
玄関の鍵を開けるガチャという音でわかるんでしょうね、
「パパー」と張り裂けんばかりの声(悲鳴に近い)で、
僕の帰りを喜んでくれました。
僕の家は、2階が居間になっているので、
僕の帰宅がわかると、1階に降りて来てくれるんです。
まだ短い足で、慎重に一歩ずつ、手すりをしっかり掴みながら、
「よいしょよいしょ」と一生懸命、降りて来てくれるんです。
すーくん
パパは君のことが大好きです。
君が2歳の頃で、もう十分に歩ける頃の話です。
パパが仕事から帰ると、「パパー」と叫んで、
君は1階まで出迎えてくれたね。
そのパジャマで、一生懸命に階段を降りる姿。
君は慎重派だから、一段を一歩ずつ一歩ずつ降りてたよ。
パパは未だに鮮明に覚えているんだ。
それで、仕事の疲れなんかふっとんだんだ。
君は、僕が部屋着に着替えるのを待っててくれて。
すぐ抱っこして、一緒に2階に上がっていったね。
君の子供のにおい、体のやわらかさ、体温。
しっかりとパパの腕の中にあるよ。
パパは一生忘れないよ。
君に会いたいです。
鮮明に思い出したら、目頭が物凄く熱いことになってます。
今日はこの辺で失礼します。
泣きパパ