諦めた後に残るもの

今年本命のトライアスロンレースまであと2週間を切りました。
蓄積疲労の回復時期を考えると、今が追込み時です。

今回のレースは、
SWIM1.5km、Bike40km、Run10km、総距離51.5kmと、先日出場したレースの倍の距離です。
前回のレースで、あれだけ苦しかったのに、この距離、完走できるの?
そんな不安もよぎっています。

と言っても、この51.5kmという距離、トライスロンのレースでは、
スタンダードと言われる距離で、なんら厳しいものでもありません。
このレースを完走して、やっと一人前というところでしょうか。

そこで、先週末は、本番を想定した距離とペースで、トレーニングに臨みました。
事前に完走できる感覚を身に着けておきたかったのです。
トレーニングでできれば、本番でも完走できる自信がつくからです。

しかし・・・土曜のトレーニングでは、10km走らねばならないところを、
8kmで止めてしまい、歩いてしまいました。

当日は、気温が軽く30度を超えた暑さでした。

練習だから
2kmくらい大して変わらないし
明日もあるし
本番では走れるだろう
倒れるのも嫌だな
今、無理して体壊しても

諦める為の、自分を偽る為の理由はいくつでもありました。
そして、当日の気温に相まって、照り返しのアスファルトの熱さで我慢が頂点にきました。

歩き出した瞬間の解放感
なんて楽なんだろう
呼吸に苦しみからも放たれ、酸素を目一杯吸える
そんな安堵感が体を包んだのですが

呼吸が落ち着いた瞬間に「なんで諦めたんだ?」という後悔に襲われました。
何故2km程度を諦めたのか。
息子に胸を張れるようにと始めた耐久スポーツ、

こんな調子で息子のことを諦めたら、それこそ人生終わりです。
まだまだ自分の追い込み、そして苦しみへの耐久力が足りていないようです。
僕みたいな甘い人間は、常に血尿を出すくらいまで、自分を追い込むくらいがちょうどいいのかもしれません。

今週は、自分自身の甘さが恥ずかしいそんなスタートです。

まだレースの体は出来上がっていません

nakipapa の紹介

2013年4月にバツイチになりました。 最愛の息子とは、年に6回しか会えないことになり、彼への思いを綴っているブログです。
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