こんばんわ、泣きパパです。
今、ビールを飲んでいます。
映画を一本見終わりました。
自分の置かれた状況からでしょう、クレイマークレイマーを見ました。
※ネタバレ的な要素がございますので、これから見る予定の方は差し控え下さい
1979年公開(日本では1980年公開)、アカデミー賞において、
主演のダスティン・ホフマンが主演男優賞、
メリル・ストリープは助演女優賞、そして、作品賞も受賞した名作です。
※原題は「原告クレイマー対被告クレイマー」だそうです。
久しぶりに見たと言っても、以前見たのは、大学生の時ですから、もう20年前の話です。
当時、見た時の感想は、仕事人間の父親が、奥さんの家出を機に、
息子との絆を深めていくドラマという認識でしかありませんでした。
改めて、見てびっくりです。
離婚と親権争い、面会交流が如実に描かれた映画でした。
ダスティンホフマンが、法廷で、
「良い親になるのに、性別は関係ない。女性の方がいい親になるなんて思い込みだ。
女性の方が子供に対する愛情が深いなんて誰が決めたんだ。
男だって、女性に負けないくらい子供を愛せる。」と語り、親権を争います。
判決の結果、養育費の額や面会交流の日数や方法が言い渡される描写は、
今の日本の状況そのものです。
この映画の背景が気になったので、WEBを漁ってみました。
アメリカにおいて、1960年代後半から離婚率が急激に上昇しました。
※離婚率上昇の原因は女性の自立風潮のようです。
この離婚率の上昇傾向も今の日本の状況と似ています。
では、共同親権はというと・・・。
ざっと見ただけでは、アメリカでいつから共同親権が法制化したか掴めなかったのですが、
今日では、アメリカにおいて共同親権の考え方が浸透しております(州によって異なりますが)。
※アメリカにおいて連れ去りは罪であるという認識です
僕は欧米至上主義ではありませんが、先例があるのであれば、
倣わないまでも、参考に取り入れていくべきです。
話が共同親権の話にそれてしまいました。
大学生当時に見た時は、アカデミー賞受賞作ということで、見ただけだったのですが、
今の僕にとって、非常に感慨深い映画となりました。
当時のアメリカでは世相を映し出していたのでしょう。
近年、日本においてブルーレイ化したのは、
日本の世相を予言している、映し出し始めている表れかもしれません。
泣きパパ